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急な腰の痛み


腰椎すべり症

大分日没が早くなり朝が少し涼しくなってきましたね。

少しずつ秋に向かってきている事に寂しさを感じてしまいます。

こんにちは、やわらぎ鍼灸院の鳥居です。

最近の患者様で多くみられる症状は、急な腰の痛みです。

駐車場から治療院まで数メートルですがその間でも痛くて止まり止まり歩いてきます(間欠性跛行)。

まずその状態からみてぎっくり腰から疑っていきます。

腰、背中の筋肉の使い過ぎによる腰部筋が攣った(つった)状態です。

実は攣るとかこむら返りなどの症状は脳がそれ以上その筋肉を使うと切れてしまいますよ!

っという合図なのです。

治療法としては全身に気血を巡らし症状があるところに刺激を与えていけば、

脳が筋肉が緩んだと感じ痛みを出すことを止めます。

一回の治療で無理をしなければ日常生活を普通に送ることができるぐらいまで改善します。

ここで痛みが取れなかった場合は内臓の疲れを疑います。

暴飲暴食、冷たいもの、甘いもの、油ものなどの取りすぎにより内臓の下垂による腰痛。

東洋医学の腹診をし鍼灸による経絡治療を行っていけばこちらもすぐに改善していきます。

お待たせしました、最近来られる患者様はここまでしても痛みが取れない事が多いのです。

この次に考えられるのは脊椎の歪みです。

背骨を一本一本前後、左右、ねじれを感じながら触診していくと、腰椎の下部(腰椎4,5番あたり)に陥没が皆さんみられました。

医者さまではないので診断名は下せなのですが、『腰椎すべり症』のような状態です。

同じ姿勢を続けたり、長時間の立ち仕事や重労働のあとに痛みが強くなり、

鈍く重い痛みで、体を後ろに反らせると痛みが強くなります。

また、成人では神経根症状である脚の痛みやしびれが出現してくることもあります。

ここまでくると整体や鍼では難しので脊椎に気を通していき、細かい歪みを取り除いていきます。

さすがに陥没を無くす事は出来ませんし、痛みもまだ残っていますが、

一週間の絶対安静で経過をみてもらいました。

次にご来院されたときお話を伺うと、4日間は痛みがあったが5日ぐらいからは痛みが消えてきたとの事でした。

7日目にはテニスをしてしまう方もいました。(絶対安静って言ったのにw)

西洋医学の文献では初期症状でも2~3か月は痛みがあるとの事で、

大分早く症状が改善したことに皆さん驚きと治療を受けれたことに喜んでいただき、僕も嬉しく思いました。

人それぞれが持っている自然治癒力を高めていけば難症と言われているものも短い期間で改善していくかもしれません。

お体の事で何かお悩みがあればやわらぎ鍼灸院にご相談ください。

誠意をもって治療させていただきます。

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