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気遣い


こんにちは。

いい天気で活動しやすい一日ですね。

でも花粉は少し多めかも。

今日は僕がやわら療術を習い始めたときの話ですが、治療のことは殆どわからず今まで聞いたことのない単語や見たことのない治療法、感覚を味わいながら、研修を受けていたとき、兄弟子である永田先生が患者様を治療しているとき隣でおもいにふけていたように座っていた隆篤宗家が急に立ち上がり、ここの気が滞っているねと肩から胸部の間を一押し!

首を動かしてごらんと言われ患者様が動かしてみると、先ほどは痛みで動かせなかった首が可動域いっぱいまでスムーズに動かせるようになっていました。

ほぼ驚きしかありませんでした。

なぜなんだーと思い、後で宗家に「どうすれば気が見えたり使えたりしますか」とうかがったところ、

一言、「人に気遣いしなさい」と教えていただきました。

先生にとっては何気ない言葉だったかもしれません。

しかし、人がどうしたいか、どうしてほしいか、なにを考え、感じているかなどを先読みし動く。周りを常に意識していないとできないことだと思います。

その後は女子力が上がったようにいろいろ人に気遣いしていた記憶があります。

それがきっかけで『気』が使えるようになったかはわかりませんが、大分治療にも使えるようにもなったと思います。

気が見える、扱えるとかも大切ですが、気遣うということも大切だし、今後も無意識でも気遣いできるようにならなきゃと思う今日この頃です。


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